高気密高断熱の家で有名な「一条工務店」。
住宅性能が業界でトップクラスなことから、子育て世代からシニア世代まで幅広い年齢層から人気ですよね。
私もそのうちの一人で、5年前に「一条工務店」でお家を建てました。
特に「一条工務店」では、平屋を建てたいと思っている方が多いようです。
そこで今回は、新築1000万の平屋を一条工務店で建てる方法などを紹介していきます。
新築1000万の平屋を一条工務店で建てる方法は?
一条工務店で1000万円で新築平屋を建てることは可能です。
一条工務店が提供するラインナップの中で、最も坪単価が安い「ハグミ―」という規格住宅を選ぶことです。
この「ハグミ―」は、一条工務店が総業45周年を迎えた2023年に特別に開発された商品で、低価格でお家を建てるということを重点に置いているようです。
「ハグミー」では、1,490万円(税抜)から本体価格として建てることが可能で、平屋のプランは合計で25種類あります。
最もコンパクトなサイズのプランが低価格で建てられると思います。
しかし、「ハグミー」以外でも1000万円~の価格で平屋が建てることもできます。
ただし、1000万円という低コスト建築になるのでお家の広さには限りがあります。
この予算のお家では、延床面積が10坪~15坪程度になるでしょう。
新築1000万の平屋を一条工務店で建てる場合の注意点
一条工務店で1000万円の新築平屋を建てるときには、注意点があります。
それがコチラです。
- 規格住宅になることが多い。
- 広さに制限がある。
- 付帯工事費用・諸費用を考える。
- 割引制度を活用する。
- 他のハウスメーカーと比較する。
一つ一つ詳しく説明していきます。
規格住宅になることが多い
1000万円の平屋を建てる場合、多くの方は規格住宅である「アイスマイル」や「ハグミー」を選ぶ傾向が多いです。
こちらの住宅は、規格住宅であらかじめ定められたプランの間取りを選ぶことになるんです。
なので、選択可能な設備や外観デザインも制限されてしまうんです。
オリジナルの間取りが良いと思っている方には難しいかもしれません。
広さに制限がある
1000万円の平屋を建てる場合、坪単価の安い「ハグミー」でもだいたい24.5坪が限度だと考えられます。
「ハグミー」以外の選択肢だと、10坪程度に抑えないと1000万円台の予算内に収まることは難しいでしょう。
利用できる床面積が限られているので、大人数の家族の場合は適していないと考えられます。
付帯工事費用・諸費用を考える
注文住宅の追加費用はおおまかに3つに分けられます。
まず一つ目が「本体工事費用」で、こちらが本体価格として表示されます。
二つ目が「付帯工事費用(別途工事費用)」があります。
そして三つ目が「諸費用」になります。
これらの費用の割合は、総費用に対して「本体工事費用」が約70~80%、「付帯工事費用(別途工事費用)」が約15~20%、「諸費用」が約5~10%になります。
なので、「ハグミー」の本体価格が1,490万円(税抜)であっても、実際に必要な総費用は約2,000万円程度となります。
トータル1,000万円台で抑えたいのであれば、「本体工事費用」をもっと下げないといけなくなってしまいますよね。
割引制度を活用する
一条工務店では、値引がありません。
しかし、割引制度を利用することができます。
利用できる割引制度は3つあります。
それがコチラです。
- 法人割引
- 親族割引
- 知人割引
法人割引は、公務員や公営企業に勤めている方が対象となる可能性があります。
割引額は、建築費の2~3%です。
親族割引は、2親等以内の親族が一条工務店で建てる場合に利用できるものです。
割引額は、建築費の1.5%です。
知人割引は、一条工務店で家を建てた人からの紹介により利用できます。
割引として20万円相当のオプションが無料で付けられますよ。
知人に一条工務店で建てた方がいる場合は、紹介してもらうととてもお得です。
他のハウスメーカーと比較する
一条工務店以外のハウスメーカーでも、条件によって最適なハウスメーカーが異なる場合があります。
価格を取るのか、性能をとるのか、設備をとるのか、デザインや間取りの自由度を重視するのかにより「一条工務店」よりもベストマッチするハウスメーカーがある可能性もたくさんあります。
なので、気になるハウスメーカーで何件か見積もりを出してもらうのも良いでしょう。
一生に一度の大きな買い物ですので、色々と検討してみることが大切です。
1000万の平屋を建てるときのポイント
1,000万円の平屋を建てるときにはポイントが2つあります。
それがコチラです。
- コスト削減可能なところ
- コスト削減を控えるところ
それぞれのポイントを説明していきます。
コスト削減可能なところ
こちらは、コストを削減してもいいなと思う場所を考えることです。
例えばコチラです。
- 建具や壁の数
- 収納場所の工夫
- 勝手口
- 和室etc...
建具や壁などは、本当に扉が必要な場所か?なくても大丈夫ではないのか?と考えるといいですよね。
限られた坪数になってくるので、建具や壁をなくすことでスペースが生まれる可能性があります。
そして、収納場所を一つにまとめることで、壁や建具のコスト削減にもつながってきますよね。
そして、勝手口や和室が必要なのかも考えるとより良いですよね。
玄関とキッチンを近くにしたら勝手口はいりませんし、和室も自分たちが本当に使うのか想像すると良いと思います。
コスト削減を控えるところ
こちらは、コスト削減をしてはいけないことを考えましょう。
例えばコチラです。
- 断熱材
- 耐震性
- 外壁
寒いと家は居心地が悪くなります。
そして、冬場になれば電気代がかさむので結果コストを削減した以上の出費になってしまいますよね。
そして、耐震性。
万が一の時に備えてしっかりと確認することが大事です。
外壁は種類によりメンテナンスにかかる金額が変わってきます。
しっかりと調べて選びましょう。
土地あり新築で1000万以下の平屋も建築可能?
土地がある場合、1000万円以下の平屋も建築可能になってきます。
土地の購入費用がかからないため、平屋にかかる費用が「建築費用」と「諸費用」だけになってきます。
なので土地がある分、コンパクトな平屋を考えるのなら建築可能となるんです。
一条工務店と比較検討をおすすめするハウスメーカーは?
ローコストでお家を建てたいと考えている方に、一条工務店と比較して検討したいハウスメーカーを紹介します。
タマホーム
2022年度注文住宅新設着工棟数全国3位に輝いた、コスパの良い人気のハウスメーカーです。
暮らし安さが隅々まで行き届いたこだわりを演出できる平屋を手がけているようです。
標準で、ビルトインガレージ付きの平屋がおススメですよ。
アキュラホーム
高気密高断熱そして、高耐震な家を完全自由設計でお求めやすい価格で建てることができます。
天井高が2.8mの開放的な空間や高性能な「超空間の平屋」や「二人暮らしの平屋」「二世帯の平屋」などとライフスタイルに沿った平屋プランを提案してくれるようです。
自分の思い描くようにできる点が良いですね。
アイ工務店
今、とても勢いのあるハウスメーカーです。
家族の想いや夢を形にできる自由設計や長期優良住宅仕様・住宅性能評価8項目で最高等級に対応する技術力、高耐震・高耐風・高耐久・高気密・高断熱など、安全で快適な住まいを適正価格で提供してくれます。
快適な住まいを低価格で提供してくれるのは、私たちにとってありがたいですよね。
「新築 1000万 平屋 一条工務店」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:家を建てる場合は一条工務店と他メーカーの比較検討がおすすめ
いかがでしたか?
今回は、一条工務店で1,000万円の平屋は建てられるのかを調べました。
結果、一条工務店でも建てられますが色々なハウスメーカーと検討してから建てると良いと思います。
私も、色々なハウスメーカーで見積もりをしてもらったうえで、一条工務店で家を建てましたがとても快適に暮らせています。
是非、参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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