カー用品などのお店として、全国展開しているオートバックス。
知らないという人は、なかなかいないと思います。
「カー用品店のタイヤのにおいが好き」という人も実は意外と多いんですよ。
そんなオートバックスでは、修理などの対応もしてくれるのはご存じですか?
今回は、オートバックスでサイドミラーの修理が可能なのか、オートバックスで修理をするメリットやデメリット、修理にかかる値段や、他の店舗についてもご紹介していきます。
サイドミラーの修理はオートバックスで可能?
車を運転していると、外壁にサイドミラーを擦ってしまったりして傷がついてしまうこともありますよね。
傷がついたりしたときは、できるだけ早く直したいと思うでしょう。
そんな時、オートバックスでしたら店舗数も多いため、修理ができたら嬉しいですよね。
サイドミラーの修理がオートバックスで可能かどうかをご紹介していきます。
可能な場合
オートバックスは、全国に多くの店舗があり、中には修理工場を構えている店舗もあります。
そういった修理工場のある店舗であれば、オートバックスでもサイドミラーの修理が可能です。
近隣の店舗で修理が可能かどうかは、直接店舗に問い合わせてみてください。
また、修理するための部品の取り寄せなどに時間がかかることもありますので、注意が必要です。
難しい場合
オートバックスで修理が難しい場合は、修理工場などがない場合です。
その場合は、ディーラーなどに案内されることが多いです。
また、古い車などは部品の取り寄せができずに断られる可能性もあります。
そのため、古い車に乗っている場合もディーラーや整備工場での修理を案内されるでしょう。
オートバックスで修理するメリット
オートバックスで修理をするメリットは、オートバックスの店舗数の多さです。
オートバックスは現在、全国に500店舗近い店舗数です。
もちろん、中には修理工場がない店舗も含まれていますが、かなりの数があることが分かります。
そのため、近隣の店舗でかんたんに修理を依頼することができて、とても便利です。
また、部品などが店舗に用意されている場合は、比較的安く修理をしてくれることもあります。
そのため、ディーラーや整備工場に持っていくよりも安く済む場合があるのです。
店舗数が多い点、ディーラーよりも安く済む可能性がある点が、オートバックスで修理するメリットだと言えます。
オートバックスで修理するデメリット
オートバックスで修理するデメリットは、価格が店舗により異なることです。
オートバックスの修理やメンテナンス費用は、店舗によって価格が異なります。
そのため、近隣の店舗よりも「少し遠くの店舗に依頼した方が安かった...」なんて事もあります。
また、整備士の技術力が低い場合もあります。
オートバックスの整備士、全員が低いわけではありませんが、一定水準以上の整備士がいないことも考えられます。
そのため、ディーラーと比べると専門知識が乏しい可能性があるのです。
価格が店舗ごとに違う点、ディーラーよりも整備士の技術力が劣る点がオートバックスで修理するデメリットと言えるでしょう。
オートバックスでサイドミラーを修理する際の値段は?
修理を依頼する場合、いったいいくらかかるのか心配になりますよね。
「あまり高いなら修理しない....」という人も少なくありません。
オートバックスでは修理も受け付けてくれますが、値段はいくらぐらいするのでしょうか?
傷や破損の具合ごとに値段を調べましたので、ご紹介していきます。
サイドミラーのカバーが割れた場合
サイドミラーのカバーが割れてしまった場合の費用はどの程度かかるのでしょうか。
【カバーが割れた場合の修理費用】
- 乗用車:カバー代+工賃=8,000~10,000円程度
- 軽自動車:カバー代+工賃=10,000円以内
サイドミラーのカバーが割れた場合の修理費用は、だいたい10,000円程度のことが多いようです。
また、軽自動車であれば、10,000円以内で修理できることも多いと言います。
カバーの割れ具合にもよるかもしれませんが、目安は10,000円前後でしょう。
カバーがへこんだ場合
サイドミラーをぶつけた時には、カバーがへこんでしまうことはよくあります。
カバーがへこんだ場合の修理費用はいくらほどになるのでしょうか。
【カバーがへこんだ場合の修理費用】
- カバー修理+工賃=25,000~30,000円程度
カバーがへこんだ場合の修理費用は、カバーが割れた場合に比べて高くかかります。
カバーがへこみ、なおかつウィンカーレンズが割れた場合は、30,000円以上かかる可能性があるでしょう。
カバーのへこみ具合や、ウィンカーレンズの破損の有無などによりますが、だいたい30,000円前後となりそうです。
開閉モーターの故障した場合
サイドミラーが自動で開閉できないと困ることもありますよね。
開閉モーターが故障した場合は、いったい修理の値段はいくらになるでしょうか。
【開閉モーターの故障の修理費用】
- モーター単体+工賃=13,000~16,000円程度
開閉モーターが故障した場合は、中のモーターの交換で済みますので、カバーの破損などよりは安く済みます。
だいたい上記のような値段になると思われます。
根元から折れてしまった場合
サイドミラーを強くぶつけて根元から折れてしまった場合は、修理の値段はいくらぐらいでしょうか。
【根本から折れた場合の修理費用】
- 全体交換+工賃=30,000~50,000円程度
サイドミラーが根本から折れた場合は、サイドミラーを全交換しなくてはならないため、費用は高くなります。
サイドミラーの価格にもよりますが、だいたい30,000~50,000円程度かかるでしょう。
サイドミラー全損修理の場合
サイドミラーを全損してしまった場合は、サイドミラーの基部などが壊れているかどうかで修理費用が異なります。
【全損の場合の修理費用】
- 基部や電動可動部分の破損なし:10,000円程度(工賃含む)
- 全損により全交換:20,000~30,000円程度(工賃含む)
サイドミラーが全損したが、基部などの破損がない場合はミラーなどの交換で済むため安く修理することができます。
しかし、基部なども壊れてしまっている場合はミラーを全交換しないとならないため、高くなってしまうのです。
サイドミラーを純正パーツに交換した場合
サイドミラーを純正パーツに交換した場合、オートバックスに限らずどこでも定価でサイドミラーを購入する必要があります。
そのため、サイドミラーの価格自体はどこでも同じぐらいですが、工賃に差がでます。
オートバックスでは、時間工賃として工賃が計算されるようです。
そのため、割高になってしまうことも考えられます。
サイドミラーを中古パーツに交換した場合
サイドミラーを中古パーツに交換するには、自分で中古パーツを購入してオートバックスに持ち込む必要があります。
しかし、オートバックスでの持ち込みの工賃は通常の工賃よりも高く取られる可能性があります。
そのため、中古パーツに交換したい場合は、整備工場や他のカー用品店などの工賃もしっかり調べて依頼するのが良いでしょう。
修理にかかる時間や期間は?
修理にかかる時間や期間は、部品の在庫の有無と修理の難易度によって異なります。
修理に必要な部品があり、簡単な修理であれば30~1時間程度で終わり、修理が難しい場合でも2~4時間程度で終わります。
そのため、必要な部品が揃っていればその日のうちに修理を終えることも可能となります。
しかし、部品が揃っていない場合は5~2週間程度、海外から輸入する必要がある場合は1ヶ月以上かかることもあります。
そのため、修理を依頼するときは修理費用だけでなく、どれくらい日数がかかるかも確認しないといけませんね。
オートバックス以外で修理ができるかどうか
オートバックス以外の店舗でも修理ができるところはいくつかあります。
オートバックスが近隣にない人や、費用が気になる人は他のお店も見てみると良いでしょう。
カー用品店からディーラーなど、それぞれ修理が可能かどうかをご紹介していきます。
イエローハットは?
イエローハットも、オートバックスと同じカー用品店です。
イエローハットでも修理が可能です。
しかし、傷や破損の状態によるため、一度店舗で車を見せるなり、電話で状態を話すなりして修理可能かどうか確認する必要があります。
ちなみに、サイドミラーの擦り傷程度であれば、7,700円程度で3時間ほどで修理してくれます。
イエローハットはWEBでかんたんに見積もりを出してくれますので、興味ある方はぜひ試してみてくださいね。
ガソリンスタンドは?
ガソリンスタンドは、ガソリンを入れるためだけのお店と思っている人も多いと思います。
しかし、ガソリンスタンドでも程度によりますが修理を受けてくれる店舗もあります。
しかし、バッテリーやタイヤなどの交換修理が多く、サイドミラーなどの交換や大きな修理は受けてくれないこともあります。
日ごろ、よく行くお店なので、修理依頼するのにハードルは低いのがメリットですが、難しい修理や専門的なことになると受けて貰えないのがデメリットですね。
サイドミラーの修理ができるかどうかは、近隣のガソリンスタンドへ問い合わせは必須です。
ディーラーは?
ディーラーでは、もちろん修理を受け付けてくれます。
また、ディーラーでは専門知識が豊富な整備士が揃っていますし、安心感が違いますよね。
さらに、車を購入したディーラーであれば保証がついていて、破損や故障の状態によっては無料で受けてくれる可能性もあります。
そのため、ディーラーで車を購入した、という人は一度ディーラーに確認した方が損はないでしょう。
ディーラーでの修理のデメリットを挙げるとすれば、若干費用が高くなる点です。
ディーラーであれば、純正パーツを使用するため価格が高くなりがちです。
また、工賃も他の整備工場などと比べると高く設定されていることが多くあります。
しかし、純正パーツの使用や、整備士のレベルなどを考えるとディーラーの安心感はどこよりも高いでしょう。
中古販売店は?
中古販売店では、整備工場を併設しているお店であれば修理は可能です。
そのため、中古販売店での修理は整備工場の有無によります。
もしも、整備工場が併設されていない中古販売店の場合は、ディーラーや整備工場へ案内されることがほとんどです。
その場合、安く済ませたい人は、自分でカー用品店からディーラーから探す方が良いでしょう。
整備工場は?
整備工場でももちろん修理は可能です。
整備工場には、認定工場と指定工場の2種類が存在しています。
認定工場は、地方運輸局長が自動車分解整備事業を認定している工場です。
対して指定工場は、認定工場の中でも技術力などが一定水準以上ある工場のことを言います。
そのため、指定工場の方が安心感がありますが、認定工場よりも費用が高くなりがちです。
しかし、ディーラーに頼むよりも費用は安く済むことが多いです。
整備工場のデメリットはWEBなどで情報を得ることが難しいことです。
整備工場では、ホームページなどがない場合も多く、どのような所なのか事前に確認することができません。
そのため、電話などで問い合わせたり、少し修理依頼の敷居が高く感じてしまいます。
ディーラーよりも費用は安く済みますが、依頼に躊躇してしまうのが整備工場です。
サイドミラーを自分で交換することは可能?
サイドミラーは自分で交換することも可能です。
自分で交換する場合、工賃は一切かかりませんので、サイドミラーの費用のみで安く済ませることができます。
中古のサイドミラーであれば、フリマサイトなどで20,000円以下で購入できます。
しかし、サイドミラーを交換するには電装系の知識が必要になります。
サイドミラーの交換は、モーターやカメラなどの複雑な回線も多いため、知識がないと難しいのです。
下手にやると、修理不可能になってしまうこともあるため、知識がない場合は業者に依頼するのが一番です。
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まとめ:オートバックスは工賃が高い場合があるので注意!
今回は、オートバックスでサイドミラーの修理を依頼する場合についてご紹介してきました。
オートバックスでも修理工場がある店舗であれば、サイドミラーの修理を受け付けてくれます。
しかし、オートバックスで修理依頼をすると工賃が高くなってしまう場合があるので注意しましょう。
修理を考えている場合は、ディーラーや整備工場など他の業者にも見積もりを出してもらった方が良いですし、ディーラーや整備工場なら安心感が違います。
修理を依頼するのであれば、しっかりと調べてから依頼するのが良いでしょう。
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