日産スマートキーは、車のキーについたボタン一つで開け閉めができて便利ですよね。
しかし、スマートキーは電池で動いているため、電池がなくなって反応が悪くなってしまうことがあります。
そんなスマートキーの電池交換は、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
今回は、日産スマートキーの電池交換費用をディーラーやカー用品店などに分けてご紹介していきます。
日産スマートキーの電池交換の費用はいくら?
日産スマートキーの電池が切れてしまうと、ボタンで開け閉めできないため、とても不便です。
電池交換に「いくらかかるのか分からない......」と心配になっている人もいると思います。
そんな日産スマートキーの電池交換費用はいったいいくらかかるのでしょうか?
ディーラーやカー用品店などに分けてご紹介していきます。
ディーラー
日産に直接持っていき、電池交換をしてもらう方法があります。
だいたい1,000~1,500円で交換してもらえるようです。
ディーラーであれば、正規品の取扱をしているため、電池の在庫などもありすぐに交換してくれます。
ただ、本当に電池をその場で交換するだけなので、それだけで1,000円ちょっと取られるのは勿体ない気もしますよね.....。
しかし、自分で交換して傷つけたり、故障させたりしたくない場合は、ディーラーなどで依頼する方が安心ですね。
カー用品店【オートバックス・イエローハットなど】
カー用品店は全国に多数あり、気軽に立ち寄れるのが良いですよね。
そんなカー用品店では、どれくらいの値段で電池交換してくれるのでしょうか?
- オートバックス:550円
- イエローハット:1,427円
- ジェームス:900円/1個タイプ・1,100円/2個タイプ(唐木田店の場合)
上記のような値段で電池交換が可能です。
イエローハットは、ディーラーと変わらないような値段ですが、オートバックスはとても安いですね。
自分で交換するのが不安な人は、オートバックスへ依頼してみると良いかもしれません。
また、ジェームスに関しては、店舗により価格が異なります。
正確な値段は、近くのジェームス各店に問い合わせてみてください。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドの中でも、タイヤやカー用品を取り扱っている店舗もあります。
そんなガソリンスタンドなら、電池交換をしてくれるところもありますよ。
ガソリンスタンドでの電池交換は、だいたい1,000円前後かかるところが多いようです。
そのため、ディーラーとそれほど変わらない値段ですね。
ただ、ガソリンを入れるついでに交換を依頼できるため、便利に使えるところが利点です。
また、ガソリンスタンドでも電池交換をしていない店舗もあります。
近くの店舗で電池交換をしてくれるかどうかは、事前に店舗へ問い合わせてみてください。
自分で交換
スマートキーの電池交換は、自分ですることも可能です。
自分でするのであれば、スマートキーの電池代(だいたい300円前後)のみで済みますよ。
電池交換の方法は、以下のとおりです。
- メカニカルキーを取り出す
- スリットにマイナスドライバーなどを差し込み、ひねって上下に分解する
- 古い電池を取り出し、新しい電池をはめる
- ふたとケースを合わせ、押し付けて確実に閉じる
- 正常に動作するかを確認
上記のような手順で簡単に電池交換が可能です。
ただ、自分で電池交換する際にはいくつか注意点があります。
- 部品にほこりやオイルがつかないようにする
- 同一タイプの電池と交換する(電池の種類:CR2025)
- ドライバーに布などを当てて差し込む(傷つけないため)
- ドライバーは奥に差し込みすぎない(内部基盤破損のおそれ)
- 電池の向きを確認して正しくはめ込む
上記の点に注意しないと、傷ついたり破損したりするおそれがあります。
しかし、自分での交換は費用も抑えられ、とても簡単にできますよ。
日産スマートキーの電池の種類は全て同じ?【セレナ・ラフェスタ】
電池の種類は『CR2025』で、全て同じです。
だいたい300円前後で購入することができますよ。
また、電池の種類で『CR2032』というものもありますが、こちらでも利用することができます。
日産では、CR2025の方を指定していますが、CR2032でも問題なく動きます。
この違いは、電池の厚みだけで電圧などは全く一緒です。
CR2025が品切れの場合は、CR2032でも可能ですので覚えておきましょう。
日産スマートキーの電池切れサインは?
日産スマートキーが電池切れのサインは『ドアの開け閉めができない』や『エンジンがかからない』です。
スマートキーについているボタンで、ドアの開閉が可能ですが電池が切れると、スマートキーでの開け閉めはできません。
また、ボタン一つでエンジンをかけられますが、これはスマートキーと連動しており、スマートキーの電池がないとかけることができません。
そのため、ドアの開け閉めができなくなったり、エンジンがかからなかったりしたら、電池切れのサインだと言えます。
電池切れを起こしてしまうと、とても不便になります。
電池が少なくなってくると、スマートキーのボタンの反応が悪くなります。
ボタンの反応が悪いと感じたら、なるべく早めに交換しておいた方が良いですよ。
日産スマートキーが電池切れした場合のエンジン始動方法を紹介
スマートキーの電池は、残量が少なくなった時点で交換できれば良いですが、そうはいかないこともありますね。
電池が切れてしまうと「エンジンをかけることができない」と前述しましたが、実は電池が切れてもエンジンをかける方法があります。
- シフトレバーがパーキングに入っていることを確認
- その状態でブレーキを踏む
- そのまま電池切れした鍵のロゴ部分をエンジンスイッチに当てる
- ブザー音がなり、スイッチが点滅する
- すぐにエンジンスイッチを押す
上記の流れでエンジンをかけることが可能です。
電池が切れてもエンジンがかけられるのは助かりますね。
しかし、不便なため早めに電池交換をしておきましょう。
日産インテリジェントキーの電池交換で故障してしまったら?
自分で電池交換をした結果、故障してしまうケースもあるかもしれません。
そんな時は、どうしたら良いのでしょうか。
ディーラーで、新たなキーと交換する場合や、中古を購入して使う場合と二通りご紹介していきます。
交換費用は?
日産のインテリジェントキーの交換は、かなり高くつきます。
鍵の費用プラス鍵と車を結びつける登録料がかかってくるのです。
昔の鍵と違って、鍵と車を結びつける作業をしないとインテリジェントキーでの開け閉めやエンジン始動ができません。
鍵の費用が6,500円前後、登録料が5,500円前後となっており、合計で12,000円程度かかります。
故障していまい、交換する場合は結構お金をとられます。
しかし、鍵がないと何もできないため仕方がありませんね......。
中古は使える?
メルカリなどのフリマアプリに、中古のインテリジェントキーが売られているのを知っていますか?
中古なら、ディーラーで新たに購入するよりも鍵代は安く済ませることができます。
しかし、中古のインテリジェントキーは使用できるのでしょうか?
日産での回答は「使えるか使えないかは登録してみないと分からない」とのことです。
インテリジェントキーは、年式が同じでも車体番号や形式によって使えない可能性もあるようです。
そのため、登録を試してみることはできるそうですが、実際に使えるかは登録を試してみないと分からないとのことでした。
また、登録できなかったとしても、登録費用はかかってくるそうなので、中古のものを購入するのはやめた方が良いですね。
キーレス電池交換料金を節約したいときの対策
キーレスの電池を交換しても「減りが早い.....」と感じることはありませんか?
電池の減りが早いと、頻繁に電池交換費用がかかってしまいますね。
そんなキーレスの電池交換料金を節約するためには、以下の方法で対策してみましょう。
電波の影響がない場所に保管する
スマートキーなどの鍵は、電波の影響がない場所に保管しておきましょう。
電波が当たりやすい場所や、磁気の近くに置いておくと、鍵が電波を受け取り通信し続ける状態になってしまいます。
そのせいで電池の減りが早くなってしまうのです。
安全のために、鍵をリビングなどに置いている人もいるかもしれませんが、リビングは磁気が多い場所でもあるため電池の減りが早くなってしまうかもしれません。
鍵の保管場所は、電波を受け取らない場所、玄関付近がおすすめです。
質の良い電池を使う
電池減りを少なくするためには、質の良い電池を使うことも大切です。
電池は、百円ショップや海外の安いものも販売していますが、あまり安い電池は質が悪く長持ちしません。
基本的に、国内メーカーの電池は質が良く、長持ちするように作られています。
そのため、電池は国内メーカーのものを買うようにしましょう。
そうすることで、電池の減りを遅くすることができると思いますよ。
「日産 スマートキー 電池交換 費用」を検索する人がよく思う疑問4選
まとめ
今回は、日産スマートキーの電池交換についてご紹介してきました。
スマートキーの電池交換は、どこでも1,000円前後で交換してくれます。
また、自分で電池交換をすることもでき、その場合は電池代だけで済むためかなり安く済ませられますね。
ただし、自分で電池交換をするときは、故障などの可能性もあるため慎重に行うことが大切です。
故障してしまった場合は、交換費用に1万円以上かかるため、不安な人はディーラーなどで交換してもらいましょう。
コメント