日陰にほったらかしでも毎年咲く花20選!ガーデニング初心者でも育てやすいオススメの花

ガーデニングは難しい!

やることが多そうで、できるか不安

ガーデニングを始めたいという方は、こういったマイナスなことをつい考えてしまうでしょう。

もちろん、ガーデニングには必要なものは少なくありません。

肥料や植木鉢が必要な時もあります。

誰だって、「自分にできるかな?」と不安になるでしょう。

でもそんなことはありません!

友達にもいろいろなタイプがいるように、植物にもいろいろなタイプがあります。

今回は、「日陰にほったらかしでも毎年咲く花」をメインに、紹介していきたいと思います。

これであなたの、「ガーデニング苦手意識」も突破できると思います!

目次

日陰にほったらかしでも毎年咲く花20選

日陰でも咲く花の代表「アジュガ」

タイプ耐寒性宿根草
10~20cm
開花時期4月~6月
植え付け適期春、秋
ピンク、紫
日当たり日陰(一日1時間程度の日当たり)
特性日陰でも育つ、初心者でも育てやすい、グラウンドカバーにできる

アジュガは紫色の縦長に咲く花です。

原産地はアメリカ大陸以外の温帯という地域ですが、品種としては日本にも仲間はいます。

桃色と白色の斑入りの葉っぱの品種もあります。

(斑入りとは、本来緑色の部分にほかの色や模様があることを言います)

(花のことではなく、葉っぱのことです)

寒さに強くて日陰でも育ちます。

花は4月、5月、6月頃に咲きます。

栽培の難易度としては、難しくなく、まさに初心者向きのお花とも言えるでしょう。

水はけの良い土を好み、鉢植えなら土が乾いてからで、庭に植える時は水やりの心配はありません。

肥料も難しくなく、緩効性肥料(ゆっくりと効くタイプの肥料)で十分です。

アジュガの品種は多数あり、その中でもメジャーなものを4種ご案内します。

アジュガの品種
  • バニラチップ
    粘土質の環境でも育ちやすく、斑入りのあるブルーの花が鮮やか。斑入りがなくなる場合は間引く必要がある。
  • メタリカクリスパ
    黒く光沢のある縮れた葉を持ち、少し広がる性質がある。ゆっくりと成長する。
  • ゴールドライム
    眩しいほどのゴールドの葉と珍しいピンクの花を持つ。他の品種よりも大きめだが、蒸れに弱い。
  • チョコレートチップ
    アジュガの定番ともいえる品種。生育が非常に旺盛で、チョコレート色の細い葉が特徴的で先端が丸くなっている。蒸れに強く、花壇の空きスペースやグランドカバーにおすすめ。雑草が生えづにくくなる。

淡い色合いが美しい「紫陽花(アジサイ)」

タイプ耐寒性落葉低木
1~2m
開花時期6〜7月
植え付け適期12~3月の落葉期
ピンク、紫、青、青紫、赤紫、赤、白など
日当たり半日陰
特性日陰でも育つ、初心者でも育てやすい

6月を代表するお花と言えば、そう、アジサイ!

日本でも馴染みが深く、カタツムリとセットで映えるお花です。

意外とアジサイにも種類は多く、現在では2000種以上もの品種が存在していると言われています。

中でも、日本でいわゆる「アジサイ」と呼ばれるものは、ホンアジサイという種類を差します。

アジサイを育てる場所は、風通しの良い場所が良いでしょう。

寒すぎる場所は好まず、冷風や霜には気を付けるべきです。

寒冷地で育てる場合は、条件次第では花が咲かない可能性もあります。

またアジサイの色は土壌の酸性、アルカリ性によって決まるので、調節次第では自分好みの花を咲かせられることも有名です。

また、寒いところもだめですが、強い日差しにも弱いため、夏場は置き場所に注意するべきですが、それさえ気を付けていれば、そう難しい花ではないです。

色とりどりの花が可愛らしい「インパチェンス」

タイプ草花(一年草)
15~40cm
開花時期5月~11月上旬
植え付け適期5月〜7月中旬
赤、白、ピンク、オレンジなど
日当たり日なた~半日陰
特性初心者でも育てやすい、日陰でも育つ、開花期が長い

インパチェンスは、夏の初めから秋の半ばまで咲くお花です。

北向きの日の当たらない場所でもしっかり育つので、初心者向けです。

花は種類が豊富で、マニアの間でも人気があります。

中でも特別人気が高いのは、「カルフォルニアローズ・フィエスタ」という品種だと言われています。

育て方としては、肥料多めを好むので、追肥(肥料の追加)をしましょう。

花の色としては、白やオレンジ、赤など明るい色を見せてくれます。

日陰に咲く花としては、鮮やかな色の花を咲かしてくれるでしょう。

特徴としては、開花期、つまり花が咲く期間が長いので、初心者も長く楽しめるところです。

開花期はだいたい5月から始まり、11月という半年もの間、花を咲かせます。

寒さ暑さにはちょっと弱めですが、気を付けて栽培すれば、それこそ長く育てられます。

園芸品種としては、カルフォルニアローズ・フィエスタのシリーズが人気です。

やや小さめのバラで、小さくまとまるその姿は上品とも言えます。

見ているだけで、気分を良くしてくれるでしょう。

優雅で気品のある「すずらん」

すずらん
すずらん
タイプ草花、山野草(多年草)
15~20cm程度
開花時期4月~5月
植え付け適期春、秋
白、ピンク
日当たり水はけのよい日なた~半日陰
特性日陰でも育つ、香りあり、落葉性

植物としての名前は、「ドイツスズラン」と言い、キジカクシ科に分類されますが場合によってはユリ科に分類されることもあるそうです。

湿った日陰が好きな、スズラン。

やや細めな花茎に、スズランの名前の通り、鈴のような形の花を咲かせます。

一つの花茎に8個から12個の花が咲きます。

芳香としての利用もあり、それがスズランの人気の一つとも言えます。

日本にて育つスズランは本州の北と北海道でよく見られますが、切り花で世間に流れているのは、ドイツスズランです。

清さ、可憐などを象徴するお花で、昔のヨーロッパでは、花嫁のブーケに採用されるほどの人気さがありました。

(ただし、ヨーロッパでは季節ごとの花を採用するので、花嫁のブーケに採用されたのは5月のブーケだそうです)

スズランに似た「スノーフレーク」

スノーフレーク
スノーフレーク
タイプ耐寒性球根(多年草)
20~45cm程度
開花時期3月中旬~4月中旬
植え付け適期
白+緑
日当たり水はけのよい日なた~半日陰
特性初心者でも育てやすい、耐寒性に強い

スズランと似て非なる植物、それがスノーフレークです。

ぱっと見は確かにスズランと似ていますが、ヒガンバナ科に加えられています。

別名、スノーフレークは「スズランスイセン」と呼ばれるほど似ているので、初心者にとって間違えがちなお花です。

ヨーロッパの中でも、南部方面が原産地であり、スズランは「鈴蘭」と書けるので日本産と間違える人もいますが、ヨーロッパ産です。

スノーフレークは寒さに強く、花を咲かせるのはだいたい4月前後。

育てやすさで言えば、始めたばかりの初心者向けです

スノーフレークは球根植物で、花に緑の点が入っていますので、慣れた人ならスズランとの違いに気づくでしょう。

ただ、スノーフレークはアルカロイドという毒を持っているので、注意が必要です。

可愛いからと誤食すると、頭痛などの中毒作用が現れます。

小さいお子様やペットのそばでは育てない方がいいでしょう。

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落ち着いきのある「ミヤコワスレ」

タイプ草花(多年草)
20~30cm程度
開花時期4月~6月
植え付け適期5月~6月、9月~10月
白、ピンク、青
日当たり水はけのよい日なた~半日陰
特性落葉性、植えっぱなしで毎年よく咲く

和名は「都忘れ」という花です。

日本では長い間、茶室に生けるお花(茶花)として昔から身近にあるお花です。

花言葉は「憩い、慰め」や「少しの間の別れ」などと言われています。

寒さに強いお花ですが、暑さにはちょっと弱めです。

花の色も、紫、桃色、青、白と多様です。

茶室に生けることからわかるように、切り花としても活躍しますが、寄せ植えなどにも利用できます。

また、シェードガーデンという、ガーデン方法にも向きます。

シェードガーデンとは、主に「日陰の庭」という意を持つ言葉です。

日陰を好む植物はみんなこのシェードガーデンにするようです。

余談ですが、名前の由来はちょっと悲しく。

鎌倉時代に島流しに遭った順徳天皇がこの花を見て、故郷である「都」を思い出していたという逸話があります。

そこから「都忘れ」という名前がついたそうです。

華やかで上品な「シャクヤク」

シャクヤク
シャクヤク
タイプ草花、宿根草(多年草)
60~120cm
開花時期5月~6月
植え付け適期
黄、白、ピンク、赤、複色
日当たり日なた~半日陰(午後は日陰になる場所でも育てられる)
特性香りあり、落葉性

日本では昔から、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という、美人を表す言葉があります。

三つ出てくる花の一つ、それが芍薬です。

花言葉は「恥じらい、はにかみ」「謙遜」など、大和撫子にぴったりな言葉が多いです。

イギリスでは、民話で妖精が芍薬の花に隠れた時、恥ずかしがり屋の妖精の顔色が花びらの色を赤くした、という話もあります。。

それぐらい、世界中でも愛されているお花です。

芍薬は花自体の咲き方の種類が豊富です。

(古くから品種改良もされていました)

花びらが8枚前後の一重咲きから、半八重咲き、扇咲き、冠咲きなどなど、上げていたらキリがないほどです。

品種改良次第では、マニアの間でも高値で取引されるものも多く、歴史を辿ると家と交換したほど高価な品種もあるそうです。

冬の貴婦人とも呼ばれる「クリスマスローズ」

クリスマスローズ
クリスマスローズ
タイプ耐寒性草花、無茎種(多年草)
10~50cm
開花時期1月~3月
植え付け適期秋、冬
黄、白、ピンク、緑、紫、黒、茶、複色
日当たり日なた~半日陰
特性常緑性、日陰でも育つ

クレマチスやアネモネと同じ、キンポウゲ科のクリスマスローズ。

冬は街中にお花が少ないですが、そんな時期に凛と美しく咲くお花です。

簡単に言うと、日本の花世界ではヘレボルス属という花たちを「クリスマスローズ」とまとめて呼びます。

ですが、元々はクリスマスの時期に咲く「ヘレボルス・ニゲル」という花を示します。

また花びらの色や咲き方が豊富な「ヘレボルス・オリエンタリス」もあれば、「ヘレボルス・フェチダス」といった面白い形状の緑の花もあります。

寒さや日陰には強いのですが、暑さに弱いのが特徴。

花の時期も、12月終わりから、時には5月の頭まで長く咲きます。

ブルーと黄色のコントラストが美しい「ブルーデージー」

ブルーデージー
ブルーデージー
タイプ草花(多年草)
20~50cm
開花時期3月~5月、10月~12月
植え付け適期春、秋
青、白、ピンク
日当たり日なた~半日陰
特性常緑性

ブルーデージーとは、青い花びらに黄色い真ん中のお花です。

実は2種類あり、「アメロイデス」と「アモエナ」という種類があります。

青紫に近い青い色の花を、どちらも咲かせます。

青いことからブルーデージーと言われますが、白色や桃色の花びらの品種もあります。

寒さにはとても強いのですが、暑さにはとても弱いので、栽培には注意が必要です。

水はけの良い、肥料が豊富な土を好みますが、普通に販売されている培養土などでも問題なく育ちます。

また、実は水のあげすぎによる「蒸れ」に弱いので、梅雨時期の水やりには気を付けましょう。

風通しの良くない場所では、主にアブラムシが寄ってきます。

アブラムシは4月前後に活発になる害虫で、株を弱くさせることもあるので、よくよく花を見てあげて、アブラムシの駆除には努めましょう。

余談ですが、アブラムシの駆除には、そういった薬品も販売されていますが、手っ取り早い方法の一つに、牛乳を霧吹きする方法もあります。

牛乳なら害はないので、おすすめです。

カラフルで色鮮やかな「プリムラ」

プリムラ
プリムラ
タイプ草花(多年草)
20~30cm
開花時期12月~4月
植え付け適期
白、ピンク、紫、藤色、サーモンピンク、複色
日当たり日なた~日陰
特性開花期が長い、日陰でも育つ

冬から春の園芸で、とても人気なプリムラ。

プリムラは驚くことに、世界中に品種が500種類以上あるといわれています。

日本にも自生している種類は、約20種類あります。

夏の気温の高さ、湿度などに弱くて、越冬ならぬ夏越しが難しいそうです。

プリムラは数えきれないほど種類が豊富で、形も、花の色も千差万別。

自分好みの花が次々出てくるぐらい、とても品種が多くて、捌ききれないとまで言われています。

もちろん、品種によって咲く時期も異なりますから、栽培する時は、一度じっくりと検索してみましょう。

余談ですが、日本名(和名)は「サクラソウ」と言われています。

桜の花を想起させることからこの名前がついたそうです。

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縦のラインが美しい「ベロニカ」

タイプ草花(多年草、一年草の種もあり)
5~100cm
開花時期4月~11月(春咲き、夏咲き、秋咲き)
植え付け適期春、秋
白、ピンク、紫、青
日当たり日なた~日陰
特性開花期が長い、グランドカバーにできる

人名にも使われる、ベロニカ。

その美しさから、自分の娘の名前につける人もいるくらい、とても美しい花です。

「スピードウェル」という別名も持ち、この別名は「グッバイ(さよなら)」と似た意味を持っています。

つまり、咲いたとしても開花時期は短く、すぐに散ってしまうのです。

ベロニカにも種類があります。

「ベロニカ・ロンギフォリア」

「ベロニカ・スピカータ」

「ベロニカ・オックスフォードブルー」

「ベロニカ・グレース」

色も形状もそれぞれ異なりますが、見るものを圧倒させる美しさは確かです。

それに花言葉もたくさんあります。

「忠誠心」「誠実」「明るい家庭」「微笑み」「忠実」

などなど、これよりももっとあると言われています。

その由来は、新約聖書に出てくる「ヴェロニカ」からだと言うのが通説です。

洋風も和風も似合う「ハナニラ(イフェイオン)」

ハナニラ
ハナニラ
タイプ球根、草花(多年草)
15~25cm程度
開花時期3月~4月(ハナニラ)、2月~4月(黄花ハナニラ)、11月~12月(パルビフローラ)
植え付け適期9月~11月
白、ピンク、黄、青
日当たり日なた~半日陰
特性初心者でも育てやすい、開花期が長い、香りあり

ハナニラは、初心者でも育てやすい、丈夫で手間が要らないお花です。

ただ、その葉っぱや根っこを傷つけてしまうと、名前のように、ニラのような(もしくはネギ)がします。

一番よく見るのは、ユニフロルムで、これがハナニラと呼ばれています。

春の先駆けから黄色の花を咲かせるのは、「黄花ハナニラ」。

秋の終わりから冬の初めまでに白い花を咲かせるのは、「パルビフローラ」。

秋に球根で販売されています。

寒さには普通ですが、暑さにはとても強い花です。

初心者でも育てやすく、悪く言えば放置してても平気なくらい丈夫なお花です。

品種によっても開花期が異なるので、お花を見たい時期の品種を育てましょう。

ハート型の花が愛おしい「ケマンソウ」

ケマンソウ
ケマンソウ
タイプ耐寒性山野草、草花(多年草)
30~60cm
開花時期4月~5月
植え付け適期2月~3月
白、ピンク
日当たり日なた~日陰
特性耐寒性が強い、日陰でも育つ、初心者でも育てやすい

面白いお花の形、それがケマンソウです。

タイトルの通り、ハートにも見える花を連ねて咲かせるので、どこか可愛らしさがあります。

ケマンソウ自体はとても柔らかくて、水分を多く含んでいます。

海外では、「血の垂れる心臓」とも呼ばれています。

ちなみに日本では室町時代に入ってきて、古くから日本でも栽培されてきました。

最初の頃こそそれほど人気はないお花でしたが、最近ではそのきれいさが認められて、市場でも流通しています。

寒さにはとても強いですが、暑さには普通です。

初心者でも育てやすく、日陰でも育ち、そして寒さにも強い。

形状も可愛らしいので、愛嬌たっぷりなので初心者向けです。

丸くて小さな「グレコマ」

タイプ耐寒性草花,観葉植物,ハーブ(多年草)
5~10cm、つるは1m以上
開花時期4月~5月(葉は1年中)
植え付け適期3~6月、10~11月
薄紫色
日当たり日なた~日陰
特性初心者でも育てやすい、グラウンドカバーにできる、香りあり

寒さにとても強い多年草で、ヨーロッパからアジアまでいくつかの種類が分布しています。

利用されているものの中で多いのは、ヨーロッパ原産の「セイヨウカキドオシ」です。

さらにこれに斑入りの品種が人気です。

観葉植物であり、ハーブでもあるグレコマは、寒さ暑さにとても強くて、初心者にも育てやすい植物です。

品種としては、「バリエガタ」と「ライム・ミント」が一般的です。

日当たりでも日陰でも順応できます。

水分を好むので、なるべく乾燥させないようにしましょう。

水をたっぷりとして、年間を通しても土を乾かせないように注意しましょう。

春を告げる花「水仙」

スイセン
スイセン
タイプ球根
10~50cm
開花時期11月中旬~4月
植え付け適期
白、オレンジ、黄、複色
日当たり日なた~少々の日陰
特性初心者でも育てやすい、香りあり

スイセンは、イギリスやヨーロッパ、北アフリカなどの地中海沿岸といった場所で、約30種類が自生します。

日本でも野生で自生していることでも有名です。

実はスイセンは1万以上の品種が登録されています。

(イギリスの王立園芸協会にて)

それに加えて、花の形、色、草の立ち姿からでも12系統に分かれています。

1万もある中でも代表的なのは、ラッパズイセン、口紅スイセン。八重咲きスイセンなどなど、実に多様な種類があります。

寒さにとても強く、初心者でも育てにくさはありません。

花の色も、一般的には白が日本では有名ですが、オレンジや褐色などもあります。

原産地のイベリア半島を真ん中に、地中海で自生しています。

ヨーロッパの世界では、日本以上に関係が深く、紀元前には詩に詠まれていたり、栽培されていた歴史もあります。

品種改良の歴史も100年以上ありますし、2万以上の品種改良された種類もあります。

日なただけど育てやすい

可憐な乙女のような「マーガレット」

マーガレット
マーガレット
タイプ半耐寒性低木
30~100cm
開花時期11月~5月
植え付け適期3月~6月
赤、白、ピンク、薄いオレンジ、クリーム、黄など
日当たり日なた

人名にもある、マーガレット。

そんなマーガレットは、日当たりの良い部屋で管理するといいでしょう。

外で育てたい場合にも、霜よけという作業をすれば、越冬できます。

4月の暖かい季節から、寒くなる11月までは室外で管理ができます。

ちなみに、高温多湿が苦手なので、風通しの良い場所に置くのがおすすめです。

庭に直接植える場合には、寒い風が当たらない、日当たりの良好な土地がいいでしょう。

水やりですが、ちょっと肌寒くなる秋から春までの間は、土の見える場所、主に表面が乾燥したら、たくさん与えましょう。

夏は少し土が乾くぐらいがちょうどいいでしょう。

花が咲いている間は、花自体に水をかけないようにしましょう。

花が傷んだり、花が落ちてしまう原因にもなります。

そんなマーガレットの花言葉は、「秘密の恋」「信頼」です。

余談ですが、花占いの「好き、嫌い、好き……」と花びらをむしっていく恋占いはマーガレットが発祥です。

ギリシア神話によると、女性の守護神に捧げる花としてマーガレットが用いられたからだそうです。

日なただけど育てやすい

リラックスする香りの「カモミール」

カモミール
カモミール
タイプハーブ,草花(多年草)
~30cm
開花/収穫時期5月~6月
植え付け適期春、秋
白×黄
日当たり日なた~夏の間は日陰

お茶としても有名な花、カモミール。

カモミールはハーブの一種で、その香りには体をリラックスさせる効果があります。

優しい香りなので、世界中で昔から人気のある花です。

(リンゴのような甘い香りです)

カモミールは、同じ場所でずっと育てないことが、大事です。

同じ場所で育ててしまうと、連作障害という作用が起きてしまうので、同じ場所で育てる場合には注意が必要です。

キク科のカモミールは、薬草としても有名であり、別名「カモマイル」などという名前も持っています。

花自体は丈夫なので、まさに初心者にもすすめられるハーブの一種です。

花言葉は、「逆境に耐える」です。

また、「逆境で生まれる力」とも言います。

まさに丈夫なカモミールにはぴったりな花言葉と言えるでしょう。

日なただけど育てやすい

鮮やかな花がにぎやかな「百日草(ジニア)」

百日草(ジニア)
百日草(ジニア)
タイプ草花(一年草)
15~100cm
開花時期5月~11月上旬
植え付け適期5月~7月、9月
白、ピンク、赤、オレンジ、黄、緑、複色
日当たり日当たりと風通しのよい場所
特性開花期が長い、初心者でも育てやすい

特徴としては、華やかな花びらの色が有名な、ジニア。

色の種類も豊富で、暖色系(ピンク、オレンジ、褐色など)から白色まで幅広くあり、品種のかけ合わせによってはさらにいろんな色を楽しめます。

外の気温がゆっくりと下がっていく時期に、花びらの色が華やかになるのが一番の特徴でしょう。

長い時期、花を楽しめる丈夫なお花です。

余談ですが、百日草と名前では書きますが、100日はさすがに咲きません。

花としての寿命は長い方ですが、100日間咲くことはできないようです。

また、似ている名前に「百日紅(サルスベリ)」がありますが、関係はあまりないです。

日なただけど育てやすい

丈夫で育てやすい「ペチュニア」

ペチュニア
ペチュニア
タイプ草花(一年草、多年草)
10~30cm
開花時期3月~11月
植え付け適期3月~11月
黄、白、ピンク、赤、青、紫、複色
日当たり日なた
特性開花期が長い、初心者でも育てやすい

花壇でよく見るお花でもある、ペチュニア。

園芸品種としては、大きな花びらの大輪から小さな花びらの小輪、八重咲きなど幅広くあり、園芸初心者にも優しい花です。

成長が早いことで有名ですが、戦前に日本の種苗会社が新しい品種を作り出し、商業化に乗り出し成功した逸話もあります。

歴史を辿ると、世界各国が品種改良をしたという話もあり、昔からいろいろな国で、いろいろな人を魅了したお花とも言えます。

栽培方法も様々で、場合によっては越冬もできますが、あまり越冬には向かないとも言われています。

花の色も豊富で、赤、青、紫、ピンク、黄色などなど。

自分好みの花を咲かせたい場合に、向いているお花とも言えます。

抗菌・抗ウイルス作用を持つハーブ「セージ」

セージ
セージ
タイプ草花、ハーブ(多年草)
40~150cm
開花時期7月~10月
植え付け適期春、秋
白、ピンク、紫
日当たり水はけのよい日なた~半日陰
特性日陰でも育つ、香りあり、落葉性

ヨーロッパの中でも、地中海原産の植物です。

セージはいくつか種類があり、

「コモンセージ」「ゴールデンセージ」「ホワイトセージ」「パープルセージ」

などの種類が代表的だと言われています。

もちろんそのほかにも種類はあり、セージと一言に言ってもいろいろとあります。

ヨーロッパなどでは、料理の香辛料やお茶として利用されていて、人気も高い植物です。

基本的にはハーブなので、耐寒性や耐暑性には強い植物です。

寒さにも暑さにも強いので、多少放置しても育つ植物でしょう。

花が咲く時期は種類にもよりますが、5月から6月頃や長くても11月頃まで楽しめます。

ちなみに和名には「サルビア」という名前が入ります。

まとめ

いかがでしたか?

「これを育ててみたい!」

「これに挑戦してみたい!」

というお花はありましたか?

生まれてくる子供にいろんなタイプがいるように、植物にもいろんな育て方、花の色があります。

自分好みの花に挑戦しても、初心者向けの花から挑戦しても、それはあなた次第です。

大事なのは、その花の個性をきちんと理解することです。

水が好きなお花に乾燥させてはいけませんし、暑さ寒さが苦手な植物をそんな環境に置くのはやめておきましょう。

大事なのは、わが子のように愛情を持って育てることです。

個性を見定めること、愛情を持って育てること。

これさえきちんと守ってさえいれば、花は咲き、植物は育つことでしょう。

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