Amazonプライムとは、Amazonが提供する有料会員サービスです。
このサービスに加入することで会員は買い物の際に配送料が無料(一部を除く)になったり、映画や音楽、アニメなどを無料で楽しむことができます。
とはいえamazonプライムに加入する方の多くは、amazonで商品を注文する際にお得に活用したいと考えているかと思います。
ですがこのamazonプライム、中には「加入したのに送料が無料にならない」という方もいます。
せっかくプライム会員になったのに、肝心の送料に変化がないとなると本当に加入する意味があるのかと思ってしまいますよね。
しかし実は、amazonプライムの会員であっても商品によっては送料無料のサービスが適応されないことがあります。
本記事では、『amazonプライムで送料無料にならない場合とは?』『プライム会員配送料ってどのくらい?』についてを解説していきます。
amazonプライムで送料無料にならない場合とは?
amazonプライムで送料無料にならない場合、多くがamazon以外からの発送であること、そしてプライムマークが付いていないということが原因です。
amazonには様々な商品が販売されていますが、中にはamazonを経由し個人で販売をしているケースもありますので、その際に送料がかかってしまうんですね。
amazon以外からの発送
amazonでは主に3つの配送パターンがあり、amazon以外の出品者が出荷元の場合のみプライム会員であっても送料がかかる場合があります。
出荷元 | 販売元 | 送料 |
amazon.jp | amazon.jp | 無料 |
amazon.jp | amazon以外の出品者 | 無料 |
amazon以外の出品者 | amazon以外の出品者 | 出品者の設定金額 (無料の場合も有) |
amazonの市場にはamazon以外の出品者が商品を販売することも出来るようになっています。
プライムマークがついていない
プライム会員で送料が無料となるのは、プライムマークの付いた商品のみ。
プライムマーク付きの商品は、基本的にAmazonが発送する商品です。
プライムマークが付いていない商品、つまり、Amazon以外の出品者が出品・発送する「マーケットプレイス」の商品は、出品者が定めた送料が別途かかり、プライム会員であっても無料になりません。
amazonプライム会員の配送料について
続いて、amazonプライム会員の配送料についてをご紹介していきます。
プライム会員になるメリットは送料が無料になることですが、適用されるのは注文の合計金額が2,000円以上である時のみ。
そのためまとめてではなく、一品だけを注文する為にプライム会員になると逆に損をしてしまう可能性もあるのです。
amazonの基本送料
Amazonでは通常、注文の合計金額が2,000円以上であれば送料無料ですが、2,000円に満たない場合は以下のとおり送料が適用されます。
配送地域 | 2,000円以上 | 2,000円未満 |
---|---|---|
本州・四国(離島を除く) | 無料 | 410円 |
北海道・九州・沖縄・離島 | 無料 | 450円 |
amazonプライム会員の配送料
amazonプライム会員の配送料(プライムマーク付き商品への注文でかかる送料)についてもまとめてみます。
無料会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送料 | 本州・四国(離島を除く)2,000円以上→無料 本州・四国(離島を除く)2,000円未満→410円 北海道・九州・沖縄・離島→450円 | 無料 |
お急ぎ便 | 本州・四国(離島を除く)→510円 北海道・九州・沖縄(離島を除く)→550円 | 無料 |
当日お急ぎ便 | 本州・四国(離島を除く)→610円 北海道・九州(離島を除く)→550円 | 無料 |
お届け日時指定便 | 本州・四国(離島を除く)→510円 北海道・九州→550円 | 無料 |
当日お届け日時指定便 | 本州(離島を除く)→610円 | 無料 |
プライム会員になっていれば通常配送料だけでなく、有料の配送オプションである「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」もすべて手数料無料で、何度でも利用可能となっています。
この日に商品を届けて欲しい!できるだけ早く商品が欲しい!という方はamazonプライム会員に加入することを強く推奨いたします。
通常会員とプライム会員との配送料の違い
「結局のところ、通常会員とプライム会員との配送料の違いって何なの?」というのも気になるポイントですよね。
プライム会員と通常会員では、同じ商品を購入するとしても以下のような差が発生します。
会員区別 | 商品価格 | 配送料 | 支払い金額合計 |
---|---|---|---|
プライム会員 | 1,000円 | 無料 | 1,000円 |
無料(通常)会員 | 410円 (一部地域は450円) | 1,410(1,450)円 |
このように比較すると、圧倒的にプライム会員の方がお得に商品を購入できるというのが分かるかと思います。
amazonで2000円以上なのに送料かかるのはなぜ?
中にはAmazonで2,000円以上購入しているのに、無料にならないという方がいます。
その際に考えられる理由として、プライムマークがついていないからということが考えられます。
amazonではプライムマークがついていない商品は送料無料サービスの対象外となっているため、無料会員・プライム会員問わずどちらも送料がかかってしまいます。
amazonで2000円以下なのに送料無料になるのはなぜ?
amazonでは基本的に2,000円以上の購入で送料無料のサービスが適応されます。
しかし人によっては合計金額が2,000円以下なのに送料が無料になったという人も。
実は、Amazonアカウントを新規作成し、Amazonが配送する商品を初めて購入する人は1度だけ配送料が無料となります。
ただしこのサービスは初回購入時の配送料無料は通常配送のみに適用され、「お急ぎ便」や「お届け日時指定便」などの配送オプションには適用されません。
amazonで配送料無料なのに410円かかるのはなぜ?
配送料が無料になるように注文をしたはずなのに、410円の送料がかかる方もいるようです。
実はamazon以外の出品者が発送の商品には、2000円以上の購入であっても、送料が別途かかる場合があります。
amazon以外の出品者からの商品で、なおかつ出荷元・発送元がamazonではない場合には出品者が送料の価格設定をしているため、送料が以下の通りでかかってくるようです。
410円送料がかかるとなってしまう方は、下記のような配送料が発生しているかもしれません。
本州・四国(離島以外) | 北海道・九州・沖縄・離島 |
410円 | 450円 |
注文を確定する際には2,000円以上の購入であっても、送料は確認した方が良さそうですね。
amazonで配送料を無料にする送料無料の裏ワザは?
そのため現状、配送料を無料にする方法はamazonプライムに加入するか新規登録をする(ただし送料無料になるのは一度のみ)かの二つのみとなっています。
amazonプライム会員は通常会員よりお得なのか?
プライム会員への加入には、以下の会費が必要です。
プランは月払いか年払いの2つから選択可能で、年額プランにすれば割安で利用できます。
- 月額プランの場合 … 毎月600円
- 年額プランの場合 … 年額5,900円(月あたり約491円)
費用負担はありますが、以下に該当する方は、プライム会員になったほうがお得であるといえます。
- Amazonで2,000円未満の商品を購入する機会が多い
- お急ぎ便やお届け日時指定便をよく利用する
- プライム会員特典を利用する
プライムマークの付いた商品はプライム会員であれば送料無料ですので、少額のものも含め、頻繁に注文をするのであれば月1回~2回の利用で元が取れます。
お急ぎ便やお届け日時指定便は、通常会員が利用すると500円以上かかる有料配送オプションなので、これらのオプションを利用するなら、プライム会員に登録したほうがお得です。
プライム会員で上手にamazonを利用するコツは?
上手にamazonを利用するコツとして、毎回商品をカートに入れ購入…という流れを行うのではなく、必要な物はAmazon定期おトク便を利用して購入すると良いでしょう。
Amazon定期おトク便は、日用品や飲み物・食べ物など、定期的に必要になる商品を割引価格で自動的に購入できるサービスです。
定期購入する商品価格が割引になるだけでなく、配送料も無料になるのが嬉しいポイント。
Amazonで定期的に購入している商品がある人は、定期おトク便に切り替えて配送料をカットするのがおすすめです。
「amazonプライム 送料無料に ならない」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:送料無料にならない場合をあらかじめ確認しておこう!
送料無料という強いメリットが特徴のAmazonプライム。
しかし全ての商品に対しそのサービスが適応されている訳ではなく、きちんと商品の状態やプライムマークの有無をチェックしておかないと、想像よりも高い金額を払わなくてはならなくなる可能性も。
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