アイロンをする際に必要となる『アイロン台』ですが、使い続けていくと布部分が破れるなど劣化していきます。
アイロン台を新しくするにあたって、古くなったアイロン台は処分しなければなりませんね。
しかし、アイロン台の処分方法に困ってしまう人は少なくありません。
今回は、アイロン台の正しい捨て方についてご紹介していきます。
アイロン台の正しい捨て方
アイロン台の足が折れてしまったり、布部分が破れてしまったりと、アイロン台を処分しなければならないこともありますよね。
しかし、アイロン台は比較的大きいため、処分に困ってしまうこともあるでしょう。
アイロン台は、どのように処分すればいいのでしょうか?
まずは、正しい捨て方についてご紹介していきます。
可燃ごみや不燃ごみで出す
1つ目は、可燃ごみや不燃ごみで出す方法です。
アイロン台は、布部分と金属部分があるため、ごみに出す場合は分けて出さなくてはなりません。
布部分をはがして可燃ごみに出し、金属部分は不燃ごみとして出しましょう。
分別をすれば、ごみ袋に入れて処分することができます。
ただし、自治体によっては処分方法は異なりますので、詳しい処分方法は自治体の案内を確認してください。
また、アイロン台の大きさによっては、可燃ごみや不燃ごみに出せない可能性もありますので、こちらも注意が必要です。
粗大ごみで出す
アイロン台の大きさによっては、粗大ごみとして出すよう求められている場合もあります。
多くの場合、一辺が30cmを超える場合は粗大ごみとしての処分が必要になります。
ただし、自治体によって異なりますので、正しい情報は自治体の案内を確認しましょう。
案内を確認しても分からない場合や情報が載っていない場合は、粗大ごみを回収している業者へ電話確認してみましょう。
その際、アイロン台の大きさを聞かれたり、素材を聞かれたりしますので、サイズを測り素材の確認をしてから電話をしてください。
また、粗大ごみの回収には料金がかかることがあります。
自治体や業者によって異なりますが、一点につき100円から500円や重さによって金額が変わってきます。
電話で確認する際に、料金についても確認しておくと安心です。
ネットオークションやフリマで売る
アイロン台をネットオークションやフリマで売ることもできます。
その場合は、配送料などの負担はありますが、売ることでお金が入ってくるというメリットがあります。
ただし、ネットオークションやフリマで売る場合は、状態をしっかりと記載することが大切です。
ほつれや破損個所などがある場合は、きちんと記載しておかないと後々クレームになることが考えられます。
また、アイロン台の状態が悪いとなかなか買い手がつかない場合もありますが、ネットオークションやフリマでは意外な物が売れるため、売れる可能性はゼロではありません。
そのため、一度ネットオークションやフリマに出してみて、一定期間売れなければ下げてごみとして処分するのが良いかもしれません。
不用品回収業者に回収をお願いする
不用品回収業者に回収をお願いする方法もあります。
粗大ごみとして出す場合は、基本的に家まで回収には来てくれません。
「アイロン台を持っていく時間がない」や「足がない」などのさまざまな理由で粗大ごみとして出すことが難しい場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。
不用品回収業者に依頼すれば、こちらの都合に合わせて家まで不用品を回収しにきてくれます。
また、梱包なども必要なく、ただそのまま引き渡すだけで済むので手間がかかりません。
ただし、不用品回収業者に依頼すると自治体などの回収と異なり、料金が高くつく可能性があります。
料金を抑えたい場合は、できるだけ粗大ごみとして出すか、ネットオークションやフリマを使う方が良いと思われます。
処分方法ごとのメリットとデメリット
アイロン台の処分にはさまざまな方法がありますが、それぞれメリットとデメリットがあります。
『可燃ごみや不燃ごみで出す』『粗大ごみで出す』『ネットオークションやフリマで売る』『不用品回収業者に依頼する』の4つのメリットデメリットをご紹介していきます。
可燃ごみや不燃ごみで出す場合
メリット
- 通常のごみと同じように出すことができる/料金がかからない
デメリット
- 分別が面倒/回収日までは収集場所に出せない/大きさによっては回収できない
粗大ごみで出す場合
メリット
- 手数料が安い/軽いものなら運びやすい
デメリット
- 手続きがやや面倒/家まで取りにきてくれない/回収日が選べない
ネットオークションやフリマで売る場合
メリット
- 売れるとお金になる/有効活用される/需要がある
デメリット
- 販売手数料や配送料がかかる/梱包が面倒
不用品回収業者に依頼する場合
メリット
- 回収日が選べる/家まで取りに来てくれる/梱包不要
デメリット
- 料金が割高になる/悪徳業者などがいる可能性
このように、それぞれメリットデメリットがあり、特に注意が必要なのが『不用品回収業者に依頼する場合』です。
不用品回収業者の中には、高い料金を請求してくる悪徳業者のようなところもあります。
また、料金が高いからといって回収を取りやめたとしても、出張費用などの料金を請求される可能性もあるのです。
不用品回収業者に依頼するメリットもありますが、依頼する場合はしっかりと調べてから依頼するのが良いでしょう。
アイロン台を処分する費用は?
アイロン台の処分方法によっては、費用が発生する可能性があります。
可燃ごみや不燃ごみで出す場合は、費用は発生せず通常のごみと同様に出すことができますが、他の処分方法は費用がかかります。
粗大ごみに出す場合
- 100円~400円(自治体によって異なる)
ネットオークションやフリマで売る場合
- 出品手数料:かからないことが多い
- 販売手数料:販売価格の0~10%
- 配送料:1,050円から
不用品回収業者に依頼する場合
- 回収費用:1,000円から
上記費用はあくまでも目安ですが、可燃ごみや不燃ごみで出す以外は費用がかかります。
粗大ごみに出す場合は、比較的安く済ますことが可能です。
また、ネットオークションやフリマで売る場合は、売れた金額によって販売手数料がかかり、配送料もかかります。
そのため、ネットオークションやフリマで売る場合は、売れた金額によってはマイナスになってしまう可能性があるので注意しましょう。
また、不用品回収業者に依頼する場合は、業者によって費用が大きく異なります。
アイロン台単体の回収だと、費用が割高になる可能性もあるため、他に処分するものがある場合は一緒に回収依頼した方がお得です。
アイロン台を処分するタイミングは?
アイロン台を処分するタイミングは、個人の感覚などにもよって異なります。
処分を検討するタイミングとしてよくあるのは『カバーが破れたとき』や『足が折れたとき』『台が凹んだ・曲がったとき』です。
カバーが破れたときは、中に入っている綿が出てしまい洗濯物についてしまいます。
そのため、処分を検討することもあります。
ただし、カバーだけでも購入できることもありますので、カバーを変えるだけで使用ができるようであれば、まだ処分しなくても大丈夫です。
また、アイロン台の足が折れてしまったときは、アイロン台を支えることができません。
そのため、処分を検討するタイミングだと思います。
修理も可能かもしれませんし、足を立てずに使用することもできますが、不便なようであれば処分した方が良いでしょう。
また、台が凹んだり曲がったりしたときは、アイロンをキレイにかけることができません。
そのため、処分をした方が良いと思われます。
台を無理に直そうとしても、いびつな形になってしまいアイロンがけをする際に不便です。
そのため、凹んだり曲がったりしたときは処分した方が良いでしょう。
アイロン台は分解して処分してもOK?
アイロン台は、分解して処分しても大丈夫です。
特に、可燃ごみや不燃ごみで出す場合や、粗大ごみで出す場合は、分解するよう求められることもあります。
アイロン台は、布の部分と金属部分でできているため、可燃ごみや不燃ごみで出す場合は分別しなければなりません。
布部分は可燃ごみ、金属部分は不燃ごみで出す必要があり、金属部分もごみ袋に入らなければさらに分解する必要があります。
ネットオークションやフリマで売る場合や、不用品回収業者に依頼する場合は、分解の必要はありません。
分解することで、逆に売れなくなったり、回収してくれなくなったりする可能性もあります。
処分の仕方によって、分解可否が異なりますので注意してください。
アイロン本体の捨て方は?
アイロン本体は、不燃ごみや粗大ごみに出すことはできません。
アイロンは『小型家電』に含まれますので、資源ごみとしてリサイクルする必要があります。
小型家電の回収方法は、自治体によって異なりますので、自治体の案内を確認してみましょう。
自治体によっては、リサイクルセンターがあり、そこに持っていくことで回収してもらうことが可能です。
また、不用品回収業者ならアイロンの回収もしてくれます。
ただし、アイロン単体だと料金が割高になる可能性もあるため、費用が気になるなら自治体の案内に従う方が安く済みます。
アイロン台を捨てるときの注意点
アイロン台を捨てるときの注意点はいくつかあります。
- サイズを確認する
- 分別が必要になる可能性あり
- 分解する場合は慎重に
- 悪徳業者に注意
アイロン台を可燃ごみや不燃ごみで出す場合は、サイズによって回収してもらえない可能性があります。
可燃ごみや不燃ごみの場合、袋に入りきらない場合回収してくれないことが多いです。
また、分別も必要になりますので、そのまま出さないように気をつけましょう。
もしも、アイロン台を分解して処分する場合は、怪我などをしないように注意が必要です。
さらに、アイロン台の処分を不用品回収業者に依頼する場合は、悪徳業者につかまらないように気をつけてください。
高額な費用を請求されるなどの被害が考えられますので、不用品回収業者に依頼するときはしっかりと調べてから依頼するようにしましょう。
「アイロン台 捨て方」を検索する人がよく思う質問4選
まとめ:アイロン台は正しい処分方法で!
今回は、アイロン台の処分方法についてご紹介してきました。
アイロン台は、可燃ごみや不燃ごみ、粗大ごみ、ネットオークションやフリマ、不用品回収業者などさまざまな方法で処分ができます。
ごみとして処分する場合は、自治体によって異なりますので、案内をしっかりと確認しましょう。
また、不用品回収業者に依頼する場合は、悪徳業者に引っかからないよう注意が必要です。
アイロン台を処分するときは、正しい処分方法で処分するようにしましょう。
コメント