古い灯油の処分はエネオスでできる？引き取り無料のガソリンスタンドやホームセンターは?

寒い冬に石油ストーブを使い、シーズン終了後に余った灯油の処分に頭を悩んでいませんか？

「また来年使えばいいか」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、灯油も時間経過とともに劣化してしまいます。基本的にはワンシーズンで使い切ることがおすすめではありますが、どうしても灯油が残ってしまった場合はどうすればいいのでしょうか？

そこで今回は、エネオスは古い灯油の処分ができるのか？また、エネオス以外にも灯油を無料で引き取ってくれるところはないのか調査してみました！

古くなった灯油は機器の故障だけでなく、事故が発生しまう可能性も。正しい灯油の処分方法を知り、次のシーズンも安全に灯油機器を利用しましょう！

古い灯油の処分はエネオスで出来る?

古い灯油は、ガソリンスタンドで引き取ってもらうことが可能です。

しかし、全てのガソリンスタンドで引き取ってもらえるわけではなく、注意しておくべきことも。

エネオスで引き取ってもらう際には、どうすればいいのかご紹介しましょう！

廃油タンクがある店舗なら可能

エネオスのガソリンスタンドでは、古い灯油の引き取りを行っています。

ただし、全ての店舗で行っているわけではなく、エネオスのサービスステーションに「廃油タンク」という廃油の処理施設がある店舗のみです。

無料で灯油を引き取ってくれるサービスステーションについては、購入した店舗や持ち込みたいエネオスのお店へ相談する必要があります。

事前に電話で確認したほうが良い

廃油タンクを設置している店舗では灯油を無料引き取りしてくれるとご紹介しましたが、持ち込む際には事前に電話で確認しておくことがおすすめです。

というのも、最近では業務委託をしているガソリンスタンドも増えており、サービスステーションによって対応が違うことがあります。

ホームページでは灯油の引き取りができると記載していても、「今は引き取っていない」「有料になりました」と変更されていることも。

せっかく持ち込んだのにまた持って帰るといった手間にならないよう、灯油の引き取りをお願いする場合は予め持ち込む予定のサービスステーションへ電話をして確認しておきましょう。

灯油の引き取りは無料?

基本は無料で引き取りしてもらえる

ガソリンスタンドでは、通常から古くなったオイルを廃油タンクへ溜めています。

一定量がたまると、廃油を引き取ってくれる業者が回収するため、灯油を引き取って廃油タンクへ入れても特別なコストがかかるわけではありません。

そのため、基本的にガソリンスタンドでは無料で古い灯油を引き取ってもらえます。

費用がかかるお店もある

灯油の引き取りは低コストなため、ガソリンスタンドでは無料で引き取りを行っているとご紹介しましたが、最近は有料になっているところも。

度重なるガソリンの価格上昇に伴い、廃油を回収してくれる業者の費用も高くなっているようで、一般家庭の灯油であっても引き取りを有料にしているお店もあります。

持ち込みを希望するお店が無料なのか有料なのか、事前に問い合わせをして確認しておきましょう。

灯油の引き取りホームセンターでは?

ビバホームで引き取り可能店舗がある

ホームセンターの「ビバホーム」では無料で古い灯油の引き取りを行っています。

しかし、灯油の引き取りは購入した店舗限定。レシートなど購入が分かるものが必要となるので、ビバホームで灯油を購入した際には、レシートなどを捨てないよう注意してくださいね。

カインズホームは引き取り不可

大手ホームセンターの「カインズホーム」では、灯油の引き取りを行っていません。

不用品の回収などは行っているようですが、灯油は引き取り不可となっています。

古い灯油の処分ができるガソリンスタンド

セルフではない店舗で調べてみる

スタッフの方が少ないセルフスタンドでは、古い灯油の引き取りを行っていないことが多いようです。

そのため、ガソリンスタンドで灯油を引き取ってもらいたい場合は、セルフではないサービスステーションで調べてみましょう。

営業時間なども確認しておく

24時間営業のセルフガソリンスタンドでは、灯油の引き取りを行っていないことが多いため、セルフではない店舗を選ぶ必要があるとご紹介しました。

セルフではないガソリンスタンドは営業時間が10時から19時頃までの店舗が多いため、営業時間も確認して引き取りをお願いしましょう。

コスモ石油で灯油引き取りが出来る店舗は

コスモホームページで簡単に検索

コスモ石油のガソリンスタンドでは、全国327件のサービスステーションにて無料で灯油の引き取りを行っています。

どの店舗で行っているのかがホームページで簡単に検索できるため、エネオスや宇佐美と比べると手間が少なくて良いですよね。

コスモの灯油引き取りを行っている店舗は「サービスステーション検索」で検索してみてくださいね。

都道府県によって店舗数が異なる

全国327件のサービスステーションにて、古い灯油の引き取りを無料で行っているコスモ石油。

しかし、都道府県によっては対応している店舗数が異なるため、近くに引き取りを行っているお店がない場合も。

東京都では4件という数に比べ、千葉では25件、神奈川では0件と近県でも差が大きいようです。

自分の住んでいる地域に対象の店舗があるかは「サービスステーション検索」で簡単に検索ができるので、持ち込む前に一度確認してみてくださいね。

セルフガソリンスタンドで灯油処分できる?

セルフは人員が少ないので難しい

24時間営業で便利なセルフのガソリンスタンドですが、スタッフの人数が少ないこともあり、古い灯油の引き取りを行っていない店舗が多いようです。

灯油の引き取りをお願いするなら、セルフではないガソリンスタンドへ相談しましょう。

不用品回収業者でも対応可能

不用品回収業者は灯油の回収と廃棄も行っています。

自宅まで取りに来てくれる場合もありますが、全ての業者が対応しているわけではなく、廃棄費用や料金相場も業者によって異なります。お近くの不用品回収業を比較して選びましょう。

古い灯油の処分費用は？

無料で古い灯油を引き取ってくれるお店も多いようですが、近年のガソリンの価格高騰により有料へ変更している場合もあります。

一般的な古い灯油の引き取り価格は以下となっています。

最も安く古い灯油を処分するならガソリンスタンドがおすすめです。

しかし、無料で引き取る場合は、その店舗で購入したことが分かるものを提示する必要がある場合も。ガソリンスタンドで灯油を購入した際には、シーズンが終わるまでレシートなどを取っておくようにしましょう。

まとめ:古い灯油の処分はエネオスなどガソリンスタンドで可能

エネオスは古い灯油の処分ができるのか？また、エネオス以外にも灯油を無料で引き取ってくれるところはないのか調査してみました！

灯油はワンシーズンで使い切ってしまうのが理想ですが、どのくらい使用するかは購入時には分かりませんよね。

もし余ってしまったとしても、ガソリンスタンドやホームセンター、不用品回収業者などで引き取ってくれます。

エネオスや宇佐美は、引き取ってくれるのか直接店舗へ問い合わせをしなければならないのですが、コスモ石油なら灯油の無料引き取りを行っている店舗をホームページから検索できます。

ホームセンターのビバホームも灯油の引き取りを行っていますが、こちらは購入した店舗限定のため、レシートなどを取っておきましょう。

不用品回収業者に引き取ってもらうことも可能ですが、ガソリンスタンドやホームセンターと比べて料金が高いようです。

古くなった灯油を使ってしまうと機械が故障したり、思わぬ事故が発生してしまう可能性もあるため、正しい方法で処分しましょうね！