転職を考えている時に、気になる部分は年間休日という方もいらっしゃると思います。
年間休日が120日以上だと、ホワイト企業だと言われていたりしますよね。
実際に就職したらしっかりとお休みは取れるのでしょうか?
そこで今回は、年間休日120日はしんどい?嘘の可能性もあるのかどうか調べていきます。
年間休日120日ってしんどい?
実際に年間休日120日ってどうなのでしょうか?
- 年間休日120日は平均よりも多い
- 自分の時間がとりやすい
- 給料が少ない場合がある
- 業務が終わらず労働時間が長い
それぞれ、見ていきましょう。
年間休日120日は平均よりも多い
年間休日が120日ある場合、平均より少し多い休日数と言えるでしょう。
厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査」によると、1企業当たりの平均休日は110.7日で、1労働者当たりでは115.6日となっています。
なので、年間休日120日は1企業あたりの平均よりも10日多く、1労働者よりは5日多い環境と言えるでしょう。
自分の時間がとりやすい
年間休日120日の場合、自分の時間がとりやすいと言えるでしょう。
多くの休みがあることで、仕事とプライベートのバランスを取りやすくなります。
自分の趣味や家族との時間を大切にできるでしょう。
年間休日が多い場合、以下の点に注意してみて下さい。
- メリハリのあるスケジュール:休日を有効に活用し、仕事とプライベートの切り替えを意識しましょう。
- リフレッシュ:休日を使ってリラックスし、ストレスを軽減しましょう。
- 自己管理:休日を有効に使うために、自分の目標や計画を立てておくと良いです。
自分の時間を大切にして、充実した日々を送ってください。
給料が少ない場合がある
年間休日が120日あると、給料が少ない場合があります。
それは、1日あたりの勤務時間が少ない場合その分の給料も減額される可能性があるからです。
なので、休みが多くて嬉しいけどもっと稼ぎたいと考える場合は事前に給与形体のチェックを欠かさないようにすると良いでしょう。
業務が終わらず労働時間が長い
年間休日120日ある場合、残業が多くなることがあります。
休みが多い分、残業でカバーをしてもらおうと考えている会社が存在するようです。
残業が増えて、労働時間が長いと休みの日も十分にリフレッシュできない可能性もあります。
休みを重視している方は、その点もしっかりと確認すると良いでしょう。
年間休日120日は嘘もある?
年間休日が120日あるという企業は、嘘の可能性もあるのでしょうか?
- 企業により120日の内訳が異なる
- 有給や特休がとれない職場
それぞれ、説明していきます。
企業により120日の内訳が異なる
年間休日が120日であっても、企業ごとに内訳は異なります。
休日の種類や分布、祝日や有給休暇の取得方法などが異なることがあります。
例えば、週末休みが多い企業もあれば、祝日を含めて均等に分散させている企業もあります。
また、特定の季節や行事に休暇を集中させる企業もあります。
企業の労働環境や文化を理解し、自身のライフスタイルに合った休日の内訳を選ぶことが大切です。
有給や特休が取れない職場
会社によっては、年間休日120日というのが有休を含めて120日と記載している所もあるようです。
結局忙しくて有給や特休がとれないという事がほとんどのようです。
このような企業あるため、年間休日120日と記載されている場合はしっかりと確認を取りましょう。
年間休日120日とれる企業はホワイト?
実際に、年間休日120日とれる企業はホワイト企業なのでしょうか?
- ホワイト企業の目安が120日以上
- 休みだけでなく年収や福利厚生も大切
それぞれ、説明していきます。
ホワイト企業の目安が120日以上
ホワイト企業の目安は年間休日が120日です。
ただし、これは一般的な指標であり、企業ごとに異なる場合があります。
ホワイト企業は、休日だけでなく、労働環境全体が働きやすく、従業員の健康とワークライフバランスを重視している企業です。
休みだけでなく年収や福利厚生も大切
年間休日数だけでなく、有給休暇や特別休暇の取得方法、労働時間、給与、福利厚生などを総合的に評価することが大切です。
これは、働く上での満足度や生活の質に大きく影響してきます。
これらの要素を総合的に評価して、自身のライフスタイルやキャリア目標に合った企業を選ぶことが大切です。
年間休日120日なのに土曜出勤があるのはなぜ
年間休日が120日でありながら土曜日に出勤がある理由は、企業ごとに異なります。
以下にいくつかの理由を記載します。
- 1:業種や業態
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一部の業界では土曜日も営業が必要な場合があります。
例えば、小売業やサービス業、医療業界などは土曜日も顧客対応が必要です。
- 2:プロジェクトや仕事の性質
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特定のプロジェクトや仕事が土曜日に進行している場合、出勤が必要になることがあります。
締切りや重要なタスクがある場合、土曜日の労働が必要となることもあります。
- 3:労働契約や労働時間の取り決め
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労働契約や労働時間の取り決めによって、土曜日の出勤が義務付けられている場合があります。
一部の企業は週5日勤務ではなく、週6日勤務を採用していることもあります。
- 4:経済的な理由
-
一部の企業は土曜日の出勤を通じて生産性を向上させ、収益を最大化しようとする場合があります。
したがって、土曜日の出勤があるかどうかは、企業の方針や業務の性質によるものです。
従業員としては、自身のライフスタイルやワークライフバランスを考慮しながら、適切な企業を選ぶことが重要です。
年間休日120日を正社員の仕事は結構ある?
年間休日120日ある正社員の仕事は結構あるのでしょうか?
- 年間休日120日以上で検索する
- 休みの内容をよく確認する
それでは、調べていきましょう。
年間休日120日以上で検索する
年間休日120日を重要視している方は、「年間休日120日以上」で検索して調べると正社員の仕事を見つけることが出来ます。
検索は以下のサイトで出来ますよ。
- ①:Indeed(インディード)
-
Indeedは多くの求人情報を提供しています。
年間休日120日以上の正社員の求人を検索することができます。
- ②:マイナビ転職
-
マイナビ転職は、年間休日120日以上の求人情報を提供しています。
詳細な条件で検索し、自分に合った正社員の仕事を見つけることができます。
ワークライフバランスを重視しながら、理想の職場を見つけてくださいね。
休みの内容をよく確認する
年間休日が120日の場合、内訳は以下のようになります。
- 土日や祝日、振替休日
-
これには週末の土曜日と日曜日、祝日、振替休日が含まれます。
2024年の土日祝日を考慮すると、土日が104日で、土日と被らない祝日が14日あります。
したがって、週休完全2日制かつ祝日が休みの場合、年間休日は118日になります。
年末年始休暇や夏期休暇も含めると、一部祝日が休めない週があることに注意してください。
- 有給休暇
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有給休暇は通常、人によって異なります。
令和5年の就労条件総合調査によると、有給は平均して18日ほど付与されています。
有給を仮に18日として考えると、年間休日120日に有給が含まれている場合、休日が102日となります。
ただし、8時間労働の最低休日ラインを下回る場合は違法となることもありますので、確認が必要です。
- 特別休暇
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特別休暇は法定休暇(有給休暇など)以外に付与される休暇で、企業規則で認められているものです。
夏期休暇や病気休暇などが該当します。
年間休日120日は、サラリーマンの年間平均休日数を上回るため、仕事とプライベートのバランスを取りながら、比較的無理のない生活を送れる休日数と言えます。
企業選びの際には、特別休暇制度の有無も確認しましょう。
年間休日120日とれないのは看護師?
看護師は、年間休日120日とれないのでしょうか?
- 120日以上休みがある看護師は約半数
- 介護士は平均企業並みの休日数
それぞれ、調べていきます。
120日以上休みがある看護師は約半数
看護師の年間休日日数は平均で役117.3日で、年間休日120日以上の職場は半数以上です。
具体的には、年間休日が120日前後の職場が約半数を占めており、休日日数が増えると満足度も高まる傾向があります。
ただし、休日日数が多いだけでなく、希望休が通りやすいか、人間関係なども満足度に影響を与えることを考慮する必要があります。
介護士は平均企業並みの休日数
介護士の年間休日は、業界や施設によって異なりますが、平均的には約110日(週休2日程度)です。
医療福祉業界全体の平均年間休日数は約111.5日であり、介護士の年間休日数もこれに近い傾向があります。
ただし、介護士の仕事は24時間365日のケアが必要なため、休みの確保が難しい場合もあります。
夜勤明けの休日の扱いや、自身のライフスタイルに合った施設を選ぶ際には注意が必要です。
年間休日120日義務化っていつから?あるの?
年間休日120日の義務化はあるのでしょうか?
- 年間休日の義務化はない
- 労働省の労働基準法がある
それぞれ、調べていきます。
年間休日の義務化はない
現在、日本においては年間休日を120日とする法的な義務は存在していません。
しかし、労働基準法の改正により、全ての使用者に対して「時間外労働の上限規制」や「年5日の年次有給休暇の確実な取得」が義務付けられています。
下記で、そちらについて説明します。
厚労省の労働基準法がある
具体的には、年次有給休暇は、従業員の勤続期間によって法律上取得できない場合があります。
また、取得できる場合でも取得できる日数が異なってくるため、一律的に年間休日に含めて提示することは困難です。
従って、年間休日が105日または120日となっている場合、その休日数以外で有給休暇を別途取得できることになります。
転職活動や労働条件を検討する際には、休日の数も重要なポイントとなります。
自身のライフスタイルや健康を考慮しながら、適切な職場を選ぶことが大切です。
まとめ:年間休日120日しんどいのは業種や職種による
いかがでしたか?
今回は、年間休日120日はしんどいのかについて調べました。
仕事を探すときのポイントとして休みが充実しているかも大切になりますよね。
年間休日120日がしんどいのは業種や職種によってかわってくるということが分かりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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